日本歯周病学会学術大会

こんにちは。
ブリリア大井町ラヴィアンタワー歯科クリニックの壱岐聰一郎です。

今日はお休みを頂き、『第56会春季日本歯周病学会学術大会』に参加して来ました。
様々な学術発表がありましたが、『高齢社会』を意識したものが多かったなという印象でした。

やはり、治した所をなるべく長く快適に使用していくにはプラークコントロールが重要ですが、中には部分的な麻痺があったりとどうしても難しい場合がありますが、そこを音波ブラシなどで補ったり、2週に一回は来院してもらったりと、様々な工夫があります。

ただ、歯科医が反省しなければならない所もたくさんあります。
どんなにブラッシングを頑張ってもらっても歯科医が被せたものの形態が悪ければ磨けないのです。
患者様の背景までしっかり知り、ご自身でケアのできるものでなければいくらいい素材のものを使っても一緒です。

これからは高齢者だから入れ歯は当たり前という時代ではなく、一生良く噛めるを目指して行くべきだと実家のしました。

良く噛めることは、健康寿命に直結します。
日本は世界一の長寿国ですが、健康寿命との間にはまだ十歳くらいの開きがあるのです。
この溝を埋めるため日々精進して参ります。

2013年6月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30